名古屋で独立して飲食店を開くまでにやること全部！チェックリスト

 

 

2.物件情報収集

一度出店をしたら変更がきかないのが店舗の立地。それゆえ、「ここは良さそうだ」という直感ももちろん大事ですが、それだけで決めるべきではありません。出店するお店のコンセプトや業態が立地と合っているかが重要となりますし、それを客観的な視点で分析する必要もあります。

立地を分析するのに使われる手法としては以下のようなものがあります。

・人口統計データ
・来店見込客の店前交通量
・店前交通量・通行量
・周辺マーケットの飲食需要の大きさ

立地分析の説明はコチラ

名古屋市で言えば一番大きな繁華街は名古屋駅周辺と栄周辺となります。
このエリアはもちろん店前通行量は多いですが、その分家賃も高く、競合店舗も多くなりますのでご自分の目指す店に合わせた立地を選ぶことが重要となります。

3.物件交渉・契約

はじめて開業する方にとってはもちろん物件の契約もはじめて。後から「失敗した」とならないようにいくつか「契約条件」の抑えるべきポイントをご紹介します。

・退去時の条件について
「開店前に退去後のことなんて」と思う方もみえるかもしれませんが、例えば居抜きで内装を前オーナーから購入した場合、多くの場合は退去時はスケルトンにしなければならないなどの条件がついています。そのまま次のオーナーに譲渡できれば問題ないですが、オーナーが飲食店には貸さないなどとなると厄介なことになるので予め条件をはっきりさせておいた方が賢明です。

・保証金
「保証金の償却」などがある場合、こちら側の不利になる条件はなくしてもらえないか一度交渉してみることをオススメします。また保証金自体の減額も一度交渉することをオススメします。

・実質賃料を確認する
物件賃料に記載される「名目賃料」以外にも共益費や空調費、ごみ排出費などが必要になる場合があります。実際に毎月いくら必要になるのかは必ず確認しましょう。

・賃貸借契約の種類を確認
賃貸借契約には「土地建物賃貸借契約」と「定期建物賃貸借契約」があります。「定期建物賃貸借契約」は借り手に不利な条件が多いのでこちらでは契約しないように注意や交渉が必要です。

4.店舗工事

飲食店の開業にあたって一番費用が掛かる部分です。目標とする店舗をできるだけコストを抑えて開店するために信頼のおける業者を選定することが大切です。マルト水谷には、名古屋・東海エリアでの業務用卸50年以上の経験で培った様々な業者さんとのつながりがありますのでお気軽にお問い合わせください。

5.メニュー

来店したお客様に実際に提供するのが料理であり、ドリンクといったメニューです。お客様はこれに対してお金を支払うわけですから、美味しさだけでなく、価格、ボリューム、提供時間などシビアな目で判断をされることになります。

加えてお店の利益の源泉となるのもメニューですから、しっかりと計画、計算したうえでメニュー開発を行うことが重要です。

 

無料で利用できるテストキッチン（マルト水谷本社内／要予約）

6.取引業者選定

飲食業界の取引業者は独立前に働いていた店の業者など、「紹介」されて決まる事が多いのがほとんどです。良い条件で取引を開始できればいいのですが、そうでない場合は、一度別の業者に話しを聞いてみるのもひとつの選択肢と言えます。

各業者のご紹介依頼はコチラ

 

7.スタッフ

お店のコンセプト、規模や提供する商品、客単価などから必要な人員を計画します。アルバイトの採用に関しては1ヵ月前からはじめるのが通例ですが、人員の確保が難しくなっている今はもう少し早めの募集を心がけた方が良いかもしれません。

ただし、あまり早めに採用してしまうとそれだけ人件費が増えてしまうので注意が必要です。

8.資格取得・各種届け出

飲食店の開業には上記のようにいくつかの資格と届け出が必要とまります。開店のバタバタで忘れる事のないよう注意が必要です。

9.販促プロモーション

 

いかがだったでしょうか？
マルト水谷では飲食店様の独立・開業に際してお手伝いできることがたくさんあります。開業を決めたらぜひ一度、お気軽にマルト水谷までご相談ください。